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うなぎや

落語「うなぎや」のあらすじ

おじさんが道でぼーっとしている若者に一杯飲ませてやると誘うと、若者は一杯飲ますというのはこりごりだと断ります。聞いてみると前に一杯飲ませるといった徳さんに大阪中を歩きまわされたあげくトンでもないものを飲まされたという噺。これが前段。

そんなものは飲まさないからと鰻屋に連れて行くのだが、この鰻屋がまたただの鰻屋じゃありません。店の主人が職人と喧嘩して職人が店を出て行き、鰻をさばけない主人が鰻をさばいているという。普段は店の2階にお客をあげてどうにかごまかしている主人だけど、1階の調理場の目の前にあえて居座って主人が困る様を見てやろうという噺。

落語「うなぎや」の感想

枝雀落語大全(18)」に収められています。昭和63年12月26日鈴本演芸場にて収録。

私は「素人鰻」というタイトルで志ん生のものを先に聴いたことがあったのですが、「素人鰻」とは微妙に中身が違いますね。「素人鰻」は鰻やさんが主人公だったように記憶していますが、こちらの「うなぎや」はさばけないと知っていてひやかしに行くお客が主人公。

それに前段の大阪中を歩き回る部分。これは「素人鰻」にはありませんでした。
これについては江戸落語「素人鰻」と上方落語「うなぎや」の違いではなく、枝雀が誰も演っていないこの部分をやっているということのようです。「枝雀落語大全(18)」についている解説によると枝雀自身が
初代の春團治師匠のレコードで憶えさせてもろた噺です。冒頭の大阪中のあっちこっちひっぱりまわされるところは、現在どなたも演っておられませんが、初代のレコードからいただきました
といっていたそうです。

また、この収録では本題に入る前に、ショート落語を試しています。スビバセンおじさんというのは、この後連作化したのかな。ここでは、スビバセンおじさんネタを3つ試しに披露した後、
今日の反応では、やめといた方がええかいなと思うこともあるわけでございますが。
と言っていますが(笑)。

それにしても、テンパっている人を演じさせたら枝雀は最高です。私にとっては、もし今も生きていたら絶対見に行く人の一人です。
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