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鷺とり

落語「鷺とり」のあらすじ

ある男に近頃はどんな仕事をしているのかと聞くと、「鳥とり」をしていると答える。「鳥とり」は何かと更に問うと、まず雀を取るのにみりんの搾りかすで酔わそうとしたけど、ダメだったという。次に自分の身体に色付きの糊を塗って、木の枝に見せかけて鶯を取ろうとしたけど、糊が固まってダメだったという。だから次に鷺を捕まえようとしているのだとか。

方法を問うと、鷺の前で段々声を小さくして、遠くに行った振りで近づいて捕まえるというので、そんな馬鹿馬鹿しい方法より北野の円頓寺の池に鷺がたくさんいるからそこへ行ってみたらどうかと勧めた。

その晩、言われたとおり円頓寺へ行くと、池で寝ていた鷺をたくさんいて捕まえ放題。帯の隙間に鷺の首をたくさん挟んで、これでよしと帰ろうとする。しかし、そこで鷺が一斉にはばたいて、男は鷺と一緒に空に舞い上がる。慌てて目の前に現れた鉄の棒をつかんで鷺を引っこ抜き、鷺を全て放したところでここはどこかと確かめると、四天王寺の五重塔の屋根の上。

どうしようかと思っているうちに、寺の坊さんが男を見つけて、布団を持ち出してきて助けようとする。男が布団を目がけて飛び降りると、その表紙に布団の四隅を掴んでいた坊さんが中央に飛ばされて、頭をぶっつけあってしまい、一人助かって四人死んでしまった。

落語「鷺とり」の感想

枝雀落語大全(20)」に収録されたもの(1981年10月6日大阪サンケイホールにて収録)を聴きました。結構救いようのないオチですよね(笑)。
この枝雀の噺は、雀を取ろうとする部分で、雀にも江戸っ子がいるはずと言って、枝雀が江戸っ子のしゃべりをするんですよ。ここ、いいですね~。何となく照れもあるようで(笑)。

また、四天王寺の五重塔に男がいるのを見つけて野次馬が集まってくるのですが、皆何があるのかわからずに人が集まっているから集まる。で、一人を捕まえて何で集まるかと聞くと、あることないこと説明しだす。その説明が、ほとんどこじつけのような駄洒落なんですね。枝雀の勢いで笑わせちゃうというか。

でも、落語って、古典落語はどんな噺なのかわかって聞くわけですから、わかっていながら面白いものを演じないといけないですよね。その辺が無理矢理なおやじギャグ風の駄洒落でも笑わせちゃうことに通じるのかも(笑)。
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