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元犬

落語「元犬」のあらすじ

昔は野良犬がたくさんいましたが、その中に白犬は少なく、白犬は生まれ変わったら人間になるなんて言われていた。いつの頃か浅草の八幡様の境内に1匹の白犬が住み着いていて、参詣に来る人に「お前はいつか人間に生まれ変わる」と言われていた。

その白犬がどうせなら今すぐ人間になりたいと思い、八幡様にお参りを続けていると、ある日本当に人間になってしまう。人間になったなら奉公しようと、通りかかった上総屋の旦那に奉公の斡旋を頼むが、その時点で服は着ていないわ、立っていられず辺りを這うわ、雑巾を絞った水を飲もうとするわでてんやわんや。

それでも、おもとさんという女中のいるご隠居を奉公先とすることにして、さっそくそこに連れていきます。そこでも上げれといえば飛び上がってくるし、焙炉(ほいろ)を取ってくれと頼むと吠えてくる。

こりゃたまらんとご隠居さんが女中を呼び、「もと、もとはいぬか」と叫ぶと「はい、今朝人間になりました」というサゲ。

落語「元犬」の感想

古今亭志ん生名演集(19)」に収められています。録音日付については「病後の録音」としか書いてありませんね。

焙炉(ほいろ)→吠えろ というボケも、知らないと難しいですね。私もよくわかんないのですが、製茶用の炭火を使った炉のようです。

これは前、国立演芸場の三月上席に行ったとき、立川志の吉が演っていた噺だったと思います。演者も時代も違うのに、噺の流れはもちろん、八幡様っていう固有名詞も同じというのは考えてみれば面白いですね。口伝承である落語って、かえってアレンジなどしないようになるものなのでしょうか。
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