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火焔太鼓

落語「火焔太鼓」のあらすじ

道具屋の主人は商売下手。「この箪笥はいい箪笥だね」というお客に「いい箪笥です。もう6年もうちにあるんです」と売れていないことを暴露しちゃったり、そうかと思うと自分で使っている火鉢を売ってしまって、寒くて売った先にお邪魔して暖まってくる始末。

そんな主人がきたない太鼓を市で買ってくた。女房はただ古いだけのボロ太鼓だと言いたい放題。そうは言っても売るしかないので、小僧にはたかせる。小僧がはたかずに叩いていたら、通りかかったお上に聞こえて、家来が店にやってくる。失礼なことをして怒られるのかとびくびくして主人が応対していると、「大鼓を屋敷に持参せよ、殿様が買い上げるかもしれない」とのこと。

ほら売れると女房に報告すると、女房は「音だけ聴いて持ってこいと言っても、あんなきたない大鼓と分かったら、ただでは帰って来れないよ」と脅かされ、「一分で買ったと正直に言って、そのまま一分で売るように」と約束させられる。

屋敷に行ってお上に大鼓を見せると気に入って買うという。家来から「いくらで売るか。お上はたいそうお気に入りだから、値を手一杯言ってみろ。」と言われた道具屋は、両手をひろげ十万両と大きく出て、「いくらでも下げるから値切ってくれ」と頼りないことを言う。

結局三百両で買い上げられ、道具屋がなぜあんなきたない大鼓が三百両にもなるのかと聞くと、火焔太鼓という世の名宝だという。

慌てて店に戻ると、その慌てっぷりに女房は汚い太鼓を怒られて、侍に追いかけられていると思い、隠れろと言う。いや、そうじゃなくて三百両で売れた事を話し、五十両ずつ積み上げると女房も大興奮。

調子よく「これからは音の出る物に限るね」という女房に、主人が「俺は今度は半鐘を買って来るんだ」というと、女房曰く「いけないよ半鐘は、おじゃんになるから」というサゲ。

落語「火焔太鼓」の感想

火焔太鼓/風呂敷」に収録された志ん生のもの(1958年11月2日NHKでの放送)を聴きました。

CDについている解説によると、明治時代に初代三遊亭遊三がやっていたのを志ん生が聴いて覚えたそうです。といっても、遊三の噺は道具屋が最初から火焔太鼓と知っていたり、サゲも違ったりするのだとか。だから、ほとんど志ん生の創作と言っていいくらいなんだそうです。

思わぬに大金を目にしたときの主人と女房の「あわわ」って感じの様子がいいですね。志ん生が演じる、しっかりものの女房とダメ亭主(特に酒呑み)の組み合わせは、志ん生自身の夫婦を想像してしまうんですが、実際はどうなんだろう。

コメント欄でとみながさんに教えていただいた、お正月バージョンのサゲはフジテレビのサイトのこちらで聴くことができます(とみながさん、ありがとうございます!)が、、1か月くらい公開したら削除してしまうのだそうです。聴きたい方はお早めに!
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